CMS

CMSの種類と特徴

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概要

Webサイトの運営に欠かせないCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)。
市場には多種多様なツールが存在し、どれを選べばよいか迷う担当者も少なくありません。

本記事では、CMSの主要なタイプとその特徴、そして選定のポイントを解説します。

目次

1. CMS種類別の代表的な製品とその特徴

① グローバル・エンタープライズ型

代表的な製品

Adobe Experience Manager / Sitecore

特徴

多言語対応、グループ展開、高度なセキュリティ連携に優れています。高機能ゆえに、導入コストや維持費も高額であることを理解しておく必要があります。

② 国内パッケージ・クラウド型

代表的な製品

NOREN / PowerCMS / WebRelease2

特徴

日本の「コーポレートサイト」に求められる運用要件を網羅。セキュリティやシステムの安定性が非常に高く、国内企業から厚い支持を得ています。

③ オープンソース型

代表的な製品

WordPress / Drupal / Concrete CMS

特徴

ライセンス費用を抑えられ、カスタマイズの自由度が高いのが最大のメリットです。脆弱性への対応やバージョンアップを自社で継続的に行う必要があり、「自己責任」の側面が強くなります。

④ モダン・ヘッドレス型

代表的な製品

Studio / microCMS / Contentful

特徴

優れた操作性やAI支援機能を備え、直感的にWebサイトを作成・更新できます。スピード感を重視するサービスサイトや、スマホアプリなど多デバイスへの配信に威力を発揮します。

2. Webサイト種類別のCMS選定ケーススタディ

ケース1:グローバル展開する大企業のサイト

重要視すべき点:統制

世界中の拠点の情報を一括管理できるパワーが必要です。Adobe Experience ManagerやSitecoreのような製品が候補となります。

ケース2:国内の中規模〜大規模コーポレートサイト

重要視すべき点:「堅牢さ」と「使いやすさ」の両立

複雑な承認フローやサイト構造を安定して運用できる堅牢さと、日本の現場に即した使い勝手の良さが求められます。PowerCMSやConnecty CMSなどが適しています。

ケース3:頻繁に更新する特設サイト・LP

重要視すべき点:操作性・スピード

重厚なシステムよりも、デザイン変更やキャンペーン施策を素早く実行できるCMSが最適です。StudioやHubSpotが有効です。

ケース4:IR情報など信頼性重視のサイト

重要視すべき点:経営上のリスクヘッジとしてのセキュリティ

情報の信頼性がなによりも優先されるIRなどの場面では、リスクを回避できるSharewithやNORENが選ばれる傾向にあります。

3. CMS選びに失敗しない選定基準

CMS選びで最も危険なのは、「流行っているから」「他社が使っているから」という理由で決めることです。

「誰が、どのくらいの頻度で、何を目的として更新するのか」

この具体的な運用イメージこそが、選定の羅針盤になります。
また、「100点の多機能ツールを30点しか使いこなせない」よりも、「70点の機能でも現場がフル活用できる」ツールを選ぶことが、デジタル時代における賢明な投資判断です。